生理痛・生理不順の相談

ダイエットをやり過ぎて拒食症の一歩手前!「何とかして下さい」にお答えしました!

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母子で来局。娘さん(20歳)の相談です。ほとんどお母様が代弁。時折娘さんの顔をみて「そうよね」と返事を促す格好で話は進みます。「娘の月経がありません・食事がすすみません」。言葉少なめの娘さんの話を要約すると「太りたくない・食べるのが怖い」の一点張り。最近の傾向で若い女性の「痩せ願望」はかなりの健康弊害をもたらします。正直薬だけでは改善が難しい症例の一つでした。

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After

身長164cm体重43キロ。健康時は53キロ。標準体重内でもあり全く容姿にも問題ないと思われます。「女性の憧れは1にスリムで2にスリム」とにかく自分史上最小キロ数を目指してどこまでも頑張り、時に手段も選びません。彼女も体重計のメモリがすべてです。このままいくと拒食症にもなりかねません。すでに月経は止まってしまいました。更年期のような症状に陥り、精神まで苛まれることもあります。彼女に5つの提安をしました。①体重以外の目標設定をつくる②何でも話せる友人を一人③異性の友人をつくる④趣味を持つ⑤月経が来るようにする。この中で私の仕事は⑤の月経が来るようにすることです。困難を極めたのは、彼女のコレステロール制限。糖質もほとんど摂りません。「あと3キロ体重を増やさないと月経は来ないよ」本当は5キロ増やして欲しいところ3キロが精一杯でした。ダイエットをやり遂げる人は完ぺき主義の人が多いです。彼女に別の目標設定を掲げたことで「痩せる」指針に少し余裕が出来たのか、3ヵ月後漢方薬の効果がでたのか食欲が少し出てきました。眠りが深くなり倦怠感が軽減し軽い運動から、1時間の散歩を習慣化できるようになりました。半年後体重を5キロ戻し、目の周りのクマがとれ、髪には潤いが出て、何よりお肌が白くツヤツヤになった頃にはパッタリ来局しなくなりました。確かに漢方はもう必要ないと自分を納得させていました。ですが、何と1年後就職の報告に訪れた彼女は婚約者と来局。息を呑む美しさに見とれました。今では県外の介護事業所で働いています。本当に人って変われるんだと思いました。

メディカル ネオの先生の声

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住所:和歌山県新宮市谷王子町2-7

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